スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』61本目『ウル虎怪獣 レモネード』夏祭り篇5(N:藤間しおん I:石原理)

2010-09-03

☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。

▼61本目『ウル虎怪獣 レモネード』夏祭り篇5



大同 アイコン 80

大同「伊藤君、ぼくもジュースを驕るよ。
 東京だから、方言トークの自販機じゃないのが残念だなぁ。
 何がいい? ボタン押して」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「ありがとうございます。
 やはりここは『ウル虎怪獣 レモネード』で!」

ボタンを押すと、横のランプがくるくると回り始めた。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「これは!?」


大同 アイコン 80

大同「くじだよ。
 当たりが出たら、もう一本」

ランプの光は当たりの近くでゆっくりとなった。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「当たるかな?」

光はピッ……っと、当たりの隣で止まった。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「あ、外れた。残念。
 これって当たる確率はいくつなんですか?」


大同 アイコン 80

大同「確率は選べるようになっているから、ぼくには分からないな」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「小さいランプなのに、くじはくじですね。
 射幸心を煽る作りになっていて、面白いです」

僕はこくんとレモネードを飲んだ。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「柔らかいレモン味が口に広がりますね。
 現在だと本物志向が激しく、レモンは酸っぱいのが標準ですから、これはこれで逆に飲みやすい人もいそうです」


続く


次回9月6日金曜日UP予定です♪


毎週月・金曜日に更新
応援ありがとう!お礼SSあるよ☆
スポンサーサイト

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

tag : 擬人化 BL小説 ボーイズラブ小説

愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』62本目『ウル虎怪獣 レモネード2』夏祭り篇6(N:藤間しおん I:石原理)

2010-09-06

☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼62本目『ウル虎怪獣 レモネード2』夏祭り篇6


大同 アイコン 80

大同「伊藤君、ほら、ウル虎怪獣のお面。
 縁日では欠かせないアイテムだ」

僕の頭に大同がお面を被せた。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「お面ですか!
 なんかカッコイイ!」


名波アイコン80

名波「大同、嘘を吐くな。
 大人がお面を被るか」


大同 アイコン 80

大同「やだなぁ、名波君。
 祭りというのはハレの日ですよ。
 商売繁盛を祈りながら、楽しまないとね。
 さ、御輿タイムです。
 伊藤君、ぼくの前にどうぞ」


円先輩アイコン80名波アイコン80

円先輩・名波「ダメだ」


円先輩アイコン80

円先輩「名波、伊藤君の前にいけ。
 俺は後ろにいるから」


大同 アイコン 80

大同「身長からいったら伊藤君、ぼく、名波君、円さんでしょう?」


円先輩アイコン80

円先輩「大道さん、名波の前へどうぞ」

円先輩が有無を言わさぬ気迫を放ちながら、前を指す。


大同 アイコン 80

大同「……本当、鉄壁だなぁ」

大同はメガネをキラリと輝かせながら、僕に微笑んだ。
レモネードのような甘酸っぱい声。


大同 アイコン 80

大同「伊藤君、今度、二人で」

円先輩が遮った。


円先輩アイコン80

円先輩「大同さん、前へ」

何故か、円先輩は威圧的だ。


大同 アイコン 80

大同「……はいはい」

僕らは御輿を担いで、盛り上がった。

続く


次回9月10日金曜日UP予定です♪


毎週月・金曜日に更新
応援ありがとう!お礼SSあるよ☆

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

tag : BL小説 擬人化

愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』63本目『ペッパー博士』(N:藤間しおん I:石原理)

2010-09-10

☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼63本目『ペッパー博士』


伊藤家若葉自室。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「こんな暑い日にエアコンが壊れるなんて~。
 早く業者さん、来ないかな。
 暑気あたりしてしまったよ~」

僕は氷マクラを抱きかかえながら、ベッドの上にいた。
その時、どこからか聞こえてくるペッパー、というリズミカルな呟き声と、フィンガースナッピング。
扉が開き、さーっと赤い絨毯が走ってきた。

「暑気あたりだって!?
 ペッパー博士にまかせなさい!」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「……わざとらしい白衣とビン底眼鏡をかけているけど、コカさんでしょ?」


コカアイコン80

コカ「オーウ!
 こんな完璧なコスプレで来たのに、どうしてばれたんだい!?」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「赤い絨毯と共に現れる医者なんていませんから」


コカアイコン80

コカ「ふふっ、愛だね、伊藤君。
 さぁ、この『ペッパー博士』を飲みたまえ!」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「ありがとうございます」

僕はくんっと匂いを嗅いだ。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「鼻に広がるチェリーの香り。
 舌の上で弾ける大粒の炭酸、アメリカンチェリーの強い甘味。
 しかし微妙に苦いですね」


続く


次回9月13日月曜日UP予定です♪


毎週月・金曜日に更新
応援ありがとう!お礼SSあるよ☆

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

tag : 擬人化 BL小説

愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』64本目『ペッパー博士 ホット』(N:藤間しおん I:石原理)

2010-09-17

☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼64本目『ペッパー博士 ホット』



コカアイコン80

コカ「そして暑い夏には温かい飲み物を!
 電子レンジで温めた『ペッパー博士』で体を温めたまえ!」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「……暑気あたりしている時に、温かい飲み物を勧めてどうするんですか」

僕はこくんと飲んだ。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「あ、温かい炭酸飲料って面白いですね。
 冷たい時は炭酸が強く舌に残ってしまいましたけど、温かいとチェリーの香料と甘みのほうが感じます。
 そしてなによりも温かいドリンクを飲んでいるのに、舌へシュワっと広がる細かい炭酸の粒。
 新鮮で素敵です」


コカアイコン80

コカ「そうだろう」

僕の左手の上に、コカの手が重なる。
はっとし、手を動かそうとしたが、びくともしない。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「手を離してください」


コカアイコン80

コカ「アメリカでの販路拡大おめでとう」

コカの瞳が攻撃的に輝き、色っぽく濡れる。
怯んじゃダメだ。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「ありがとうございます」


コカアイコン80

コカ「君を奪いたい」

耳元での囁き。
首筋に這うコカの吐息。
ぞくっとする。

「電気屋でーす」

コカの手が緩んだ隙に、僕は離れた。


続く


次回9月20日月曜日UP予定です♪


毎週月・金曜日に更新
応援ありがとう!お礼SSあるよ☆

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

tag : 擬人化 BL小説

愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』65本目『ペープシ』(N:藤間しおん I:石原理)

2010-09-20

☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼65本目『ペープシ』



三鳥井アイコン 80

三鳥井「インド市場でナンバー1!
 それは『ペープシ』!」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「三鳥井さん」

僕はほっとして、三鳥井に駆け寄った。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「今日はお兄様とチェス?」


三鳥井アイコン 80

三鳥井「ああ、希鈴がまだ来なくてな。
 コカ公。お前、何をやっている」


コカアイコン80

コカ「鬼を君達が惹き付けている間に、伊藤君を口説きにきた」


三鳥井アイコン 80

三鳥井「はっ、正直なヤツだ。
 しかし伊藤君は円さんの秘蔵っ子だ。手を出すな」

三鳥井は僕の頬に缶を当てた。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「冷たくて気持ちがいい」

三鳥井の端正な顔が間近に迫る。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「え……」

彼は額をこつんと重ねた。


三鳥井アイコン 80

三鳥井「熱があるな」

次の瞬間。
僕は三鳥井に抱き抱えられ、ベッドへと運ばれた。
『ペープシ』のように、爽やかな汗。
力強い腕。


三鳥井アイコン 80

三鳥井「大丈夫か?」

三鳥井は僕のシャツに触れた。
ボタンが外されていく。
火照った胸が露わになった。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

若葉「さ、さ、三鳥井さん?」


三鳥井アイコン 80

三鳥井「熱を放出しないと……これは……綺麗な肌だな」

三鳥井は優しく微笑んだ。
瞳が色っぽく輝く。

続く


次回10月4日月曜日UP予定です♪


毎週月・金曜日に更新
応援ありがとう!お礼SSあるよ☆

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

tag : 擬人化 BL小説

プロフィール

ペンちゃん110

Author:ペンちゃん110
伊藤家に飼われているペンちゃんだペン☆
ドリンク企業擬人化『伊藤君と円先輩』ブログの管理人だペン。
更新は金曜日♪
遊びにきてきて~♪

『伊藤君と円先輩』』書籍化決定!

『伊藤君と円先輩 Labo』お試し☆
読者数
リンクフリー。バナーお持ち帰りOK★
ドリンク擬人化『伊藤君と円先輩』
メールアドレス
このサイトは基本的にリンクフリーです。 当サイトへの通知は必要ありませんが、メールをいただければ相互リンクいたします。
メール
FC2おすすめブログ認定☆
QRコード
QR
最新記事
カテゴリ
☆始めから順番に読む☆
月別アーカイブ
リンク
カレンダー
08 | 2010/09 | 10
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
無料電子書籍DL★
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。