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愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』▼91本目 『特に濃いコーンポタージュ 3』(N:藤間しおん I:石原理)

2011-06-03

十人立絵


☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼91本目 『特に濃いコーンポタージュ 3』


『特に濃いコーンポタージュ』のような特別濃厚で甘い愛撫。
飲むたびに粒が次々とたっぷり出てくるような幸福感が僕を包む。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「先輩!
 あの今日はおと……社長達もいらっしゃってて……あ……あっ!!」

体がいやらしくなる。
特濃な愛撫に心が震える。
もう戻れない。
愛を知らない子供時代は、もう戻ってこない。
先輩の繊細で、そして力強い指が僕を燃えさせる。
感度が昂っていく。
興奮していく。
円先輩が僕をじっと見つめた。
その真摯な瞳。


円先輩アイコン80

円先輩「若葉。
 伊藤社長も今日、俺達がこの部屋に泊まることはご存じだ」

僕の心臓がどくん、と高鳴る。
お父様が僕と円先輩の関係を知っていらっしゃる。


円先輩アイコン80

円先輩「車内で君との関係を聞かれたよ。
 先日のホテルのことも。
 若葉君を大切にしますってお伝えした」

僕は円先輩にゆっくりとベッドに押し倒された。
先輩がネクタイをするりと外す。
シャツを脱ぐ。


円先輩アイコン80

円先輩「だから受け止めて欲しい」

先輩が僕の両手を押さえた。


続く


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愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』▼92本目 『特に濃いコーンポタージュ 4』(N:藤間しおん I:石原理)

2011-06-10

十人立絵


☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼92本目 『特に濃いコーンポタージュ 4』


円先輩アイコン80

円先輩「もう逃がさない」

先輩に両手を頭上で押さえ付けられて、僕はドキドキしてしまった。
円先輩が僕の首筋にキスをする。
シャツのボタンが外された。
先輩が僕を見下ろす。


円先輩アイコン80

円先輩「君は本当に綺麗だな。
 こうして光の下で見ると、さらに美しい」

僕は真っ赤になった。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「な、な、な、何をおっしゃいますか。
 でも先輩に言われると嬉しいです」

だからほら、訊けよ僕。
先輩が僕の事を好きなのかどうか。
本気なのかどうか。
いやでも、先輩は昔会った茶畑の君が好きだと言っていたよなぁ。
最初が円先輩っていうだけでも幸運なわけだけど、出来ればこの男が僕の恋人になってくれればいいのに。
先輩が体をゆっくりと重ねてきた。
足が絡まる。
先輩の熱い興奮がダイレクトに伝わってきた。
日本人離れした円先輩を、僕が受け止められるのだろうか。


円先輩アイコン80

円先輩「愛してる」

言葉が本当なのか。
嘘なのか。
僕には分からない。
ただ今だけは彼が僕の恋人。
これだけは真実だ。


続く


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愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』▼93本目 『特に濃いコーンポタージュ 5』(N:藤間しおん I:石原理)

2011-06-17

十人立絵


☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼93本目 『特に濃いコーンポタージュ 5』


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「愛してます」

円先輩が僕のベルトにそっと触れた。
僕の心臓が震える。

その時。

ピンポーンっとチャイムが鳴り響いた。
一瞬、円先輩の動きが止まる。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「……」


円先輩アイコン80

円先輩「気にするな」

円先輩は僕にキスをした。
ピンポーン、ピンポーン。
チャイムが連続で鳴り響く。


円先輩アイコン80

円先輩「……ったく! どこのどいつだ!」

先輩が僕から離れ、上半身裸のまま玄関へと向かおうとした。


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「先輩、シャツ!」

僕は慌てて先輩にシャツを着せた。
ちらりと下を見る。
円先輩は興奮しきっていた。
改めて見ると、凄い。
背筋がぞくぞくっとする。
体が……なんか変だ。
ドアフォンを先輩が取る。


円先輩アイコン80

円先輩「なんだ、名波か。
 今、取り込み中だ。後にしろ。
 部長がお呼びだと?
 たいした用事じゃないだろ。対処しといてくれ。
 ああ……ああもう、分かった分かった、俺が行くから。
 開けろって? 分かったよ」

お兄様が部屋に入ってくる! 
僕は慌てて蒲団を被った。


名波アイコン80

名波「失礼します」


続く


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愛と潤いのドリンク劇場『伊藤君と円先輩』▼94本目 『特に濃いコーンポタージュ 6』(N:藤間しおん I:石原理)

2011-06-24

十人立絵


☆ 伊藤苑に入社した天才的な味覚を持つ伊藤若葉君のドリンク探求物語。


▼94本目 『特に濃いコーンポタージュ 6』


お兄様はスタスタとベッドルームへと入ってきた。


名波アイコン80

名波「伊藤君、もう集合時間だ。支度したまえ」

僕はそっと蒲団から顔を出した。
とても気まずい。
お兄様は僕の顔をじっと見てからにやりと笑い、小声で言った。


名波アイコン80

名波「君のバージンは死守したようだな」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「……もしかしてわざとですか?」


名波アイコン80

名波「当たり前だろ? 婚前交渉など誰が許すか」


アイコン 伊藤若葉顔黒80

伊藤君「でも……お父様だって認めてくださっていると先輩はおっしゃてましたよ?」


名波アイコン80

名波「お父様はお父様。私は私だ」

そしてお兄様はソファに座った。


名波アイコン80

名波「待ってますから、さっさと支度してください。
 あぁ、円さん」


円先輩アイコン80

円先輩「なんだ?」


名波アイコン80

名波「広いベッドですね。
 これなら三人でも眠れそうだ。
 今夜ミーティングをいたしましょう。
 資料は持ってきています」

円先輩はお兄様の前に立ち、腕を組んだ。


円先輩アイコン80

円先輩「名波。あのな」


名波アイコン80

名波「まさか円さん、社員旅行で艶事をする……わけありませんよねぇ?」

お兄様が意地悪く笑った。


続く


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Author:ペンちゃん110
伊藤家に飼われているペンちゃんだペン☆
ドリンク企業擬人化『伊藤君と円先輩』ブログの管理人だペン。
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